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SATTVA RIGHTS 世界の人権問題

SATTVAとはインドの言葉ですべての生きもののこと。個人の仕合せなくして世界全体の仕合せなし、世界全体の幸福なくして個人の幸福はありえない。

大逆事件に学ぶバスツアー

『前を訪う 今、この時代に聞く非戦·平等の願い』

毎年好評をいただいております、遠松总バスツアーを今年も実施いたします。

かつて明治時代、親鸞聖人の教えをその身に受けとめつつ、思いを同じくする仲間たちと共に、非戦平等を唱えた僧侶がいました。それが高木頭明です。のちに彼らは国家によって冤罪に処せられ、顕明自身はさらに東本願寺から除名されてゆきます。それでも信念にもとづき、信仰に生きようとした彼。 生涯は時代を超えて我々の心をうつものです。

ぜひご参加ください。

 

開催日 2017年6月24日 (土)

講師:池田士郎さん(天理大学名誉教授)

講 題:「高木顕明とその娘」

開催日程 8:00難波別院集合

~移動,バス内で昼食(お弁当付)

13:00新宮·浄泉寺にて法要参拝 15:00 法要後「彼の僧の娘~高代覚書~」観劇

17:00新宮出発(途中道の駅で夕食弁当)

21 :00難波別院帰着(予定)

 

参加費用 10,000円/ 1名、学割8,000円/ 1名 (観劇料および記念品代込·定員約40名)

今年は特別連動企画として、高木顕明の娘さんのその後の歩みを題材にした劇を上演いたします。

お昼ごはん(お弁当)と記念品をご用意いたします。 移動中、オリジナルビデオによる学習を行います。

 

明治の時代に和歌山県新宮で、差別と貧困にあえぐ被差別民と共に同苦した真宗の僧侶高木頭明師がおられました。師は日露戦争の開戦に新宮の仲間と共に反対したことなどにより国家から思想弾圧を受け「大逆事件」に連座無期懲役刑に処せられ、真宗大谷派は師を擯斥(永久追放)に処しました。教団が追い出したことにより出獄しても帰る寺がなくなった師は1914年に秋田監獄で縊死されたのです。教団が慚愧の念をもって顕明師の復権を行ったのは1996年です。実に86年間も私たちは顕明師を時代の闇に葬ってきたことになります。
2000年に和歌山県新宮市の各所で開催された「大逆事件」から人権を考える「人権と文化新宮フォーラム2000」に参画し、それ以来毎年、真宗大谷派主催による遠松忌法要を勤めております。顕明師が亡くなられて100年の節目の時が過ぎようとしています。
遠松忌法要は「前を訪う今この時代に聞く非戦平等の願い」のテーマを掲げています
今、この時代に何が起こっているのでしょうか。震災の復興もままならないままに原発は再稼働され、東京オリンピックをめぐって議論は混迷し、そして秘密保護法および安全保障関連法(戦争法)が可決され、自衛隊が外国で戦争に加担できるような五濁悪世の様相を呈しています。このような時代社会に私たち一人ひとりに何が問われ、何が求められているのでしょうか。
頭明師は著書の『余が社会主義』で「此の闇黒の世界に立ちて救ひの光明と平和と幸福を傳道するは我々の大任務を果すのである。諸君よ願くは我等と共に此の南無阿弥陀仏を唱ヘ給ひ」と念仏の声をあげられております。その念仏の声を聞くということは、私たちが作り上げたこの火宅無常の「暗黒の世界」に一人ひとりが責任をもつことであり、「救ひの光明と平和と幸福を傳道するは我々の大任務を果す」ことではないかと顕明師から問われているということではないでしょうか。

なお、本年は同時企画として演劇「彼の僧の娘~高代覚書~」を上演いたします。

6月9日までに真宗大谷派大阪教務所へお申込みください。

電話 06-6251-4720

ファクシミリ 06-6251-4796

主催:真宗大谷派大阪教区教化委員会